企業共同体、ASEAN 諸国の経済連携の原動力である
8日午前、ハノイで開かれたASEANブルームバーグベトナムサミットで発表を行ったグェン・スアン・フック首相は「現在、ASEAN=東南アジア諸国連合加盟諸国は政治・安全保障、経済、文化・社会という3つの柱で、連携を強化している。総人口6億人を擁するASEAN は一流企業を含め、世界の多くの企業の応援を受けている」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「ASEAN 加盟諸国は団結して、経済協力、交通インフラの開発を進め、ASEAN 内の物品の流通と貿易、投資の発展に有利な条件を作り出し、統一したASEAN 市場作りを図ります。ASEANのそれぞれの加盟国は創造性を生かして、競争力の向上に励み、グローバルサプライチェーンにさらに参入してゆく必要があります。これにより、ASEAN 諸国の企業は経済連携の原動力となり、創造とスタートアップ事業を提唱する役割を担います」
このように語ったフック首相はまた「ベトナム政府は経営、投資環境の改善に全力を尽くしている。ベトナムはASEAN 加盟諸国の企業がベトナムに投資することを歓迎する」と明らかにしました。