(写真:AP/TTXVN)
(news24.jp)イタリアの国民投票で憲法改正案が否決されたレンツィ首相は5日、大統領に辞意を伝えましたが、来年の予算を成立させるよう求められ辞任は先送りされました。
イタリア大統領府の声明によりますと、レンツィ首相は5日、大統領府を訪ね、辞意を伝えました。これに対しマッタレッラ大統領は経済の混乱を避けるために、今週中に予定されている来年の予算成立まで辞任を延期するよう求めました。イタリアメディアによると、レンツィ首相はこれを受け入れたといいます。
レンツィ首相の辞任後は暫定的な首相が指名されるとの見方が強まっていますが、国民投票で反対に回った勢力は直ちに解散・総選挙を行うよう求めていて、先行きは不透明です。