オーストリアの首都ウィーンのプラーター公園でサイクリングを楽しむ人（AFP/TTXVN）

イギリス経済誌エコノミストの姉妹組織であるエコノミスト・インテリジェンス・ユニット（EIU）がまとめたランキングは、世界173都市について、医療、文化・環境、安定性、インフラ、教育の各項目ごとに評価しています。

首位のウィーンは、5項目中4項目で満点を獲得しましたが、文化・環境については、大きなスポーツイベントがないという理由で減点されました。

2位にはデンマークの首都コペンハーゲンがランクインしました。昨年6位だったスイスのチューリヒは3位に浮上しました。一方、オーストラリアのメルボルンは3位から4位に後退し、5位にはカナダのカルガリーとスイスのジュネーブが並びました。

カナダのバンクーバーとオーストラリアのシドニーは7位タイ、大阪とニュージーランドのオークランドが9位で並びました。

西欧の都市は全般的に高得点を獲得し、30都市の平均は100点満点中92点でした。ただし、「破壊的な抗議運動の増加」や犯罪を理由に安定性の点数は下がりました。

アメリカの都市では、ハワイ州ホノルルが最高位の23位にランクインし、ジョージア州アトランタが4位上昇して29位となりました。

ロサンゼルスはさらに順位を下げて58位、ニューヨークは70位となりました。（CNN.co.jp）