(VOVWORLD) - 10月31日午後、ハノイで、開催中の第15期国会第8回会議で、国会議員はグループに分かれ、健康保険法改正案について協議しました。
国会議員らは、基礎医療の能力向上、リソースの調達、適切な制度・政策による雇用創出に重点を置くよう提案しました。また、健康保険加入対象者の拡大、医療設備・機器の改善、診療ニーズへの迅速な対応、現行の保険診療における地域間連携規定の調整なども取り上げられました。
さらに、上級医療機関や高度専門医療機関の負担を分散させるため、基礎医療の役割強化も求められました。キエンザン省選出のチャウ・クイン・ザオ議員は次のように話しました。
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「法案の多くの条項は、国家が保険料を負担または補助する受益対象者の拡大など、国民に利益をもたらす方向で改正されています。例えば、困難地域や特別な困難地域に指定されなくなった地域に住む少数民族の人々に対しても、引き続き国家予算から健康保険料の支援を受けられるようになりました。これは人道的な政策です。学校保健の役割を効果的に発揮することは、学生の健康を総合的に管理することを意味します。現在、学生の健康保険加入率は97.8%に達しています。国民皆保険の目標達成に向けた重要な前提の一つとして、学生の健康保険料に対する国家予算からの支援を最低50%まで引き上げることを提案します。また、貧困から脱却した世帯を国家予算による健康保険支援対象リストに加え、支援率を最低70%とすることも提案いたします」
健康保険法改正案についての討議の後、ダオ・ホン・ラン保健相が国会議員の質問に答えました。