始めは文化ニュースです。
*8日、ベトナム北部タイグエン市で、「インドネシア・マレーシア・ベトナム文化週間」が始まりました。このイベントでは、この3カ国の伝統文芸の公演や映画上映、手工芸品の展示などが行われます。イベントは、3カ国を始め、ASEAN諸国の伝統文化の保存、及び、ASEAN内の文化協力を強化するためのものです。
(写真:afamily.vn)
*今月3日から来年1月22日にかけて、ハノイ市ホアンマイ区にあるLeparc貿易センターで、「ベトナム・韓国の巨大なランタン祭り2016」が開催されています。ベトナムで初めて行われるこのイベントでは、5万平方メートルの敷地に200あまりのランタンが平和、愛、希望、ベトナム・韓国の文化交流などのテーマ別で展示されています。ハノイ市民の一人グエン・ティ・フォン・マイさんの話です。(テープ)
「このような面白いランタン祭りを見るのは今回が初めてです。特に、子どもは大好きで、私たちは素晴らしいひと時を過ごしました。」
*9日から11日にかけて南部ブンタウ市で、第7回タコ揚げ国際フェスティバルが行われています。「平和の踊り」と題する今回のフェスティバルには、ブラジル、ニュージーランド、ドイツ、スイスなど24の国から多くのタコ揚げ職人が参加しています。
*9日から11日にかけてホーチミン市で、第3回サイゴンギター国際フェスティバルが行われています。今年のフェスティバルには、ハンガリー、オーストラリア、アメリカ、日本などから有名なギター奏者が参加しており、2人、4人、5人によるギター演奏のほか、ピアノとのセッションもします。
*12月6日から来年の1月5日にかけて、中部の古都フエ市にあるフエ宮殿骨董品博物館で、ベトナムの最後の王朝「グエン朝の宝物」と題する展示会が行われています。展示会で、金や宝石でできた宝物が64点展示され、グエン朝の皇室の儀式や生活を再現しています。
次はスポーツです。
*サッカーの東南アジア選手権大会で、ベトナム代表は決勝戦に進出できませんでした。7日にハノイで行われた準決勝のホーム試合で、ベトナムとインドネシアは2対2の引き分けでしたが、これに先立つ3日にインドネシアで行われたアウェイの試合で、ベトナムはインドネシアに1対2で負けました。しかしながら、ベトナム代表のプレーはファンに高く評されました。あるサッカーファンの話です。(テープ)
「選手たちは全力を出し、素晴らしいプレーを見せてくれました。私はファンの一人として、選手たちと監督に、「いつも前を見て後ろには数百万人のファンがいるんだよ」と言いたいのです。」
なお、今回の大会の決勝戦に進出したのはインドネシアとタイです。
*先ごろ、ハノイで、ベトナム射撃連盟は2016~2020年期の大会を行いました。大会で出された決議は、地域と世界で高い成績を維持する方針であるとしています。なお、先ごろのリオオリンピックで、ベトナムの射撃選手は金メダル1個と銀メダル1個を獲得したほか、オリンピック記録を更新しました。