全国各地から大洪水に襲われた中部を支援


大洪水に襲われて大きな被害を受けた中部各省への支援運動が全国各地に広がっています。

19日、ベトナムのグエン・ティ・キム・ガン国会議長は、中部ハティン省のフォンケとヴクアンの2県を訪れ、洪水克服作業を視察しました。この2県は、浄水、食料、食品を被災地に届けるとともに、学校や道路、電気網などの被害克服を進めています。


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これに先立つ18日、ベトナム労働総連盟所属「金の心」という基金の代表団は中部クアンビン省を訪れ、被害を受けた1000世帯に日用品などを贈りました。ベトナム労働総連盟のグエン・ヴァン・ガン副総裁は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナム労働総連盟所属「金の心」基金は、中部の人々への支援を全国の組織と個人に呼びかけています。我々は、中部の人々が一日も早く日常生活に戻れるように社会全体の支援を期待しています。」

他方、ハノイのホーチミン共産青年同盟が行っている支援運動はこれまで、5億ベトナムドン(日本円で240万円)の義捐金を集めました。また、ハノイのホーチミン共産青年同盟は、被災地にボランティアを送っています。ハノイ市ホーチミン共産青年同盟のチャン・アイン・トゥアン副書記は次のように語りました。

(テープ)

「我々は、クアンビンとハティンの2つの省に集中して義捐金を配っています。また、被災地の人々が早く日常生活を取り戻せるように、日用品も送っています。そして、洪水の際に発生しやすい病気への対応策として薬を用意しています。」

なお、ベトナム祖国戦線によりますと、この2日だけで、祖国戦線に送られた義捐金は12億ベトナムドン(日本円で500万円)にのぼってるとしています。

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