洪水被災地であるディエンビエン省ムオンポン村（写真：TTXVN）

25日午後現在、大洪水により、死傷者数が15人にのぼっており、家屋およそ1200軒、学校6か所が浸水し、およそ千ヘクタールの作物栽培面積が被害を受けています。特に、マイソン県チエンノイ村で発生した土砂崩れにより、地元住民6人が行方不明となりました。

現在、ソンラ省の行政府は洪水の被災地に作業グループを派遣し、地元の行政府、および住民と協力して被害克服作業に力を入れています。一方、北部山岳地帯ディエンビエン省ムオンポン村では、行方不明者の捜索と鉄砲水の被害克服作業が、多くの困難に直面しています。

ディエンビエン省の指導部は、ディエンビエン省と関連機関に対し、人的資源を最大限に動員し、被害復旧と捜索救助を早期に展開するよう要請しました。医療部隊は直ちに負傷者の手当てを行い、地元当局は家を失った世帯に一時的に安全な宿泊施設を即座に手配しました。ディエンビエン省の指導者らも洪水により、死亡者、行方不明者、負傷者らが出た世帯をお見舞いしました。