9日午前、ハノイで、国会常務委員会の第6回会議が開幕しました。開会演説にたったグェン・ティ・キム・ガン国会議長は「今回の会議は、国会、国会常務委員会、国会議員団の監視活動に関する手順、手続きを定める国会常務委員会の決議や、最高人民裁判所長官と国防大臣との連携を定める決議を検討、採択する」と明らかにしました。
また、会議は、国家賠償責任法改正案、法律支援法改正案、貿易管理法案、中小企業補助法案、国家資産使用管理法改正案、武器・爆発物・補助道具管理使用法案、警備法案、土地区画整理法案など意見の相違がある幾つかの法案に意見を提出することになります。
特に、今回の会議で、国会常務委員会は、退職後の幹部、公務員への規律処分に関する国会常務委員会の決議案を討議するとしています。このことについて、国会事務局のグェン・ハン・フック局長は次のように明らかにしました。
(テープ)
「政府が退職後の幹部、公務員への規律処分に関する国会常務委員会の決議案を提示していない為、審査機関はその決議案を審査することが出来ませんでした。そこで、決議案の採択は予定通りになりにくいようです。」