9日午前、ホーチミン市のベトナム祖国戦線委員会が行った新型コロナ対応とワクチンの購入に対する寄付金の受領式で、各組織、企業、個人が公約した寄付金の総額は990億ドン、日本円で約4億7千万円となっています。

一方、同日午前、中部クアンナム省は新型コロナ対策への募金運動を発動し、およそ60の機関、企業から204億ドン以上、約9700万円と3万枚の医療用マスクを受け取りました。

ベトナム祖国戦線中央委員会幹部会のチュオン・ティ・ゴック・アイン副議長はこれらの寄付金が全国民に接種するワクチンや新型コロナ対応用の医療物資の購入、新型コロナ対応の最前線に立つ医療関係者の援助に充てられると明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「私たちは新型コロナ対策国家指導委員会と連携し、中央からの財源を管理します。また、各企業、支援者から寄せられた寄付金を目標通りに効果的に活用します。」

なお、9日正午12時現在、新型コロナワクチン基金に寄せられた寄付金はおよそ4兆2千億ドン、約200億円にのぼり、メッセージ送信による寄付金は562億ドン、日本円でおよそ2億6千万円となっています。