21日、ハノイで、ブオン・ディン・フエ副首相の主催の下、国家財政金融政策諮問評議会会議が行われました。
席上、参加者らは、マクロ経済の安定維持や、インフレ抑制、経済成長の促進に対する財政・金融政策の効果を高く評価し、「イギリスがEU=欧州連合から離脱し、そして、アメリカ連邦準備理事会が政策金利の引き上げを決めた背景の中で、これらは望ましい成果である」としています。
その上で、政府に対し、金融機関と国営企業の再構築、公的投資と歳出入管理を強化していくよう提案しました。一方、フエ副首相は、国家財政金融政策諮問評議会の提案を高く評価し、同評議会に対し、「今後も、国内外の情勢を把握し、政府に適切なアドバイスをしていくよう」要請しました。