(VOVWORLD) - 6日午後ハノイで行われた政府の6月の定例記者会見で、計画投資省のチャン・クオック・フオン次官は、年初6か月間のベトナムへの外国投資の登録総額が約152億ドルに達し、前年同期と比べて13%以上増加したと明らかにしました。
政府の6月の定例記者会見(写真:VGP/Nhat Bac) |
半導体、エレクトロニクス、エネルギーなどの分野で多くの大規模なFDI=外国直接投資のプロジェクトが新規に投資されたほか、増額プロジェクトも多くあるとしています。
年末までの見通しについて、フオン次官は、多くの国際金融機関がベトナムのFDI誘致を高く評価している。また、今年のベトナムへのFDI総額は390億~400億ドルに達すると予想されていると明らかにしました。
今年通年の経済成長目標に関して、計画投資省は2つのシナリオを作成し、政府に提出しました。一つ目は、ベトナム経済成長率は6.5%、二つ目は、7%の成長です。計画投資省は政府に対し、今年通年の経済成長率は6.5〜7%に達するシナリオを選択し、7%の高水準を目指すよう提案しています。
記者会見で、政府事務局のチャン・バン・ソン主任は、多くの国際機関や専門家がベトナム経済の成果と見通しを高く評価すると述べました。ADB=アジア開発銀行や、スタンダードチャータード銀行、HSBC=香港上海銀行などは今年のベトナムのGDP=国内総生産の成長率が約6%に達すると予測しています。また、IMF=国際通貨基金は、2024年~2029年までの成長率が6.4%に達する国々トップ10のリストの中で、ベトナムが東南アジアにおける唯一の代表として評価し、ビジネス環境ランキングは12ランク上昇し、世界のイノベーション指数ランキングは2ランク上昇すると予測しています。