17日午前、ハノイで、文化スポーツ観光省所属観光総局は「ベトナム・気候変動が進められている背景における持続可能な観光に向けて」をテーマとした会議を行ないました。会議は観光活動に対する気候変動の影響に対する国際諸組織の関心を集めると共に、気候変動の対応に関する経験を交流するためのものです。会議の開幕式で、文化スポーツ観光省のダン・テイ・ビック・リエン ( Dang Thi Bich Lien) 次官は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム観光は高い伸び率を維持していますが、競争力の能力や観光の持続可能が低いなど多くの問題点が残されています。そのため、観光活動における各部門や地域間の連携が必要です。また、観光地の住民が観光活動に参加することも重要な意義を持っています。経済社会発展と環境保護を目指し、政府の指導の下、社会全体が参加する観光運営モデルを構築しなければなりません。」
会議の代表は「観光部門は環境保護に配慮しながら観光活動を行なうための新しい政策をつくる必要がある」との見解を明らかにしました。