始めは文化ニュースをお伝えします。
・旧暦1月15日にあたる2月11日、ベトナム初の大学とされるハノイの文廟・国士舘で、第15回「ベトナムポエムの日」が開かれました。
今年のテーマは、「国と共に歩み、創造する」です。この日に朗読される詩はベトナム国土と共産党、ホーチミン主席、ベトナム人の創造性、団結精神などをたたえるものです。今年の「ベトナムポエムの日」における新しい活動としてあげられるのは有名な詩人や、2016年のベトナム作家協会賞を受賞した詩人・作家の交流会が行なわれること、ベトナムの代表的な詩人と作品が紹介されることであるとしています。
・ 全国各地で春の祭りが相ついでいます。旧暦1月10日に当たる2月6日、北部クアンニン省ウオンビー市のイエントウー山頂の景勝地にあるチン寺ではイエントウー春祭りが開催されました。3カ月にわたって行わる今年の祭りは、200万人の観光客を迎えると予測されています。観光客の一人であるチャン・レ・マイさんは次のように明らかにしました。
(テープ)
「昨年に比べ、今年の春祭りはより大きな規模で、より周到的に開催されています。春祭りに参加して、とても嬉しく思っていますよ。ベトナム人の全ての人々に良い社会づくりに寄与してもらいたいのです。」
他方、北部山岳地帯ランソン省バンラン県にあるタンタイン寺で、春祭りや、タンタイン寺祭りが行われ、数千人が参加しました。開催期間中、ランソン省の文化遺産に関する展示会や、交流会、民間遊戯披露会が行なわれました。そして、先週、北部トゥエンクァン省ハムイエン県で、「ドンティエン祭り」と「田舎市場」という祭りが開かれました。毎年旧暦1月9日に開催されるこれらの祭りは豊作や、良い天候を祈るだけでなく、地元の農産物を紹介する良い機会ともなっています。これらの祭りでは民間遊戯や、水牛コンテスト、少数民族の笛コンテスト、民謡コンテスト、地元の特産品展示会などが行われました。
次はスポーツニュースです。
・先週、ホーチミン市で、ベトナムのスポーツチームは、2017冬季アジア競技大会にエントリーするため、出陣式を行いました。ベトナムが大会に参加するのは、今回が初めてです。2017冬季アジア競技大会は日本の北海道札幌市で、2月19日から26日にかけて開催され、32の国と地域からおよそ2千人の選手が参加します。ベトナムチームは13人でがすが、6人の選手がスキー競技を披露します。
・11日から18日にかけて、北部バクニン省で、バレーボール国際女子選手権大会リエンビエットポストバンクカップ2017が開催されています。今回の大会には、ベトナムからリエンビエットポストバンク、VTVビンデェンロンアン、商工銀行、テェンノンタインホア、及びタイ、マレーシア、中国の南京大学、天津大学の女子バレーボールチームが参加しています。ベトナムバレーボール連盟のチャン・ドク・ファン副会長は次のように明らかにしました。
(テープ)
「一時的に中断していたバレーボール国際女子選手権大会リエンビエットポストバンクカップは再開されるようになりました。ベトナムのバレーボール選手が経験を積むために、私たちは2018年からバレーボールに強いチームを招く計画です」
・先ごろ、FIFA世界サッカー連盟が公表した2017年2月の世界ランキングの中で、ベトナム男子チームは引き続き136位を維持しています。また、アジア地域ランキングでは22位、東南アジア地域ランキングでは3位となっています。