文化スポーツニュース


・旧暦1月14日から23日に当たる2月10日から19日にかけて、北部ハイズオン省のコンソン遺跡群で、コンソン・キェプバク祭りが行われました。コンソン遺跡群はベトナム仏教の大きな宗派として知られているチュクラム禅宗の発祥地で、毎年この遺跡群で行われているコンソン・キェプバク祭りはベトナムで最も重要な行事の一つとなっています。
一方、16日、北部ナムディン省ザオトゥイ県ザオティン村で、「鍬入れ祭り・新農村作り運動」が開催されました。ベトナム農民協会とナムディン省人民委員会の共催により開かれたこのイベントは農業生産活動を激励すると共に、伝統的文化を維持、発揮するためのものです。この祭りに合わせて、田植えコンクールが行なわれました。

・先週、ハノイ市内にあるハノイ文化大学と首都ハノイ大学で、「北京・ASEAN文化の行程」という活動が開かれました。

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(写真:首都ハノイ大学)


2014年から始まったこの活動では、中国の首都北京の無形文化遺産である楽器の演奏と展示、無形文化遺産の美術手工芸品の製造と展示、写真展などが行われました。

・2月16日から3月5日にかけて、ハノイ市内のドイツ語の学校「ゲーテ学院」で、ベトナムの画家ファム・カック・クアンさんの木版画を紹介する展示会が開催しています。今回の展示会で出展されているものは肖像画とベトナム国土の風景の木版画です。画家クアンさんは次のように明らかにしました。

(テープ)

「これまでに数多くの凸版画(を製作してきたので、もう諦めたという感じでした。そこで、木版画に新たな方法を見つけたいのです。」

20年近くにわたって、木版画を制作してきた画家クアンさんの作品は、国内だけでなく、中国やデンマーク、ベルギーにも展示されています。

次はスポーツニュースです。

2月10日から3月5日までイラン・テヘランで開催中の世界女子チェス選手権大会で、ベトナムのファム・レー・タオ・グエン選手はロシアのアレクサンドラ・ゴリアチキナ選手に勝ち、第3ラウンドのエントリー資格を獲得しました。

かつて、グエンさんは、世界ランキングの100位にも入っていなかったのに、ゴリアチキナさんは世界第21位でした。

・アジアバトミントン選手権大会はホーチミン市で開催されています。今回の大会には、中国、韓国、香港、台湾、日本、スリランカ、タイ、インド、マレーシア、インドネシア、シンガポール、フィリピン、及びベトナムの13チームが参加しています。

・今月15日から24日にかけて、南部ブンタウ市で国家チェス選手権大会2017が行われています。全国の12の省、市から100人の選手が競い合っています。この大会を通じて、ベトナムチェス連盟は、2018年の国際チェス競技に向けて、優れた選手を選出することになっています。

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