(VOVWORLD) - アメリカ、ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、新型コロナウイルスの感染が確認された人は世界全体の累計で1億5000万人を超えました。変異ウイルスが確認されているインドで感染者が爆発的に増え、各国が支援に乗り出しています。
ジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、日本時間の30日午後1時の時点で新型コロナウイルスの感染が確認された人は、世界全体の累計で1億5012万4248人と、1億5000万人を超えました。
最も多いのは
▽アメリカで3228万8764人
▽インドが1837万6524人
▽ブラジルが1459万678人
▽フランスが565万3533人
▽トルコが478万8700人となっています。
一方、亡くなった人は世界全体の累計で316万1971人となっています。
WHO=世界保健機関のまとめによりますと、1日当たりの新たな感染者数は今月23日に世界全体で91万2991人と過去最多となり、増加傾向が続いています。
感染者数は、変異ウイルスが確認されているインドで爆発的に増えていて、医療用の酸素の不足で死亡する患者が相次ぐなど、危機的な状況となっています。
このため、イギリスやアメリカなどが医療機器を提供しているほか、日本政府も人工呼吸器などを供与すると発表したり、現地に工場のあるスズキが自動車の製造に使用する酸素を減らすため、工場の操業を一時停止することを決めたりするなど、インドを支援する動きが活発になっています。(NHK)