(VOVWORLD) - その主な議題は北部バクザン省でのパンデミックの抑制や、企業支援などです。
(写真:TTXVN) |
21日午後、ハノイで、ブ・ドゥク・ダム副首相の主宰の下、新型コロナウイルス感染症予防対策国家指導委員化会議が行われました。
席上、同委員会委員長を務めるダム副首相は、感染者数が増えている北部バクザン省の当局者に対し、その感染拡大を防ぐため、集中隔離施設の管理を強化するよう要請しました。
統計によりますと、4月27日からこれまで、バクザン省内では728人の市中感染者が確認され、その中の多数は省内の各工業団地で仕事をしている労働者です。これは、同省の各工業団地に投資している国内外の企業に多大な影響を与えています。
ダム副首相(写真:TTXVN) |
こうした中、各企業が活動を再開するように支援しながら安全を確保することは重要な課題となっています。これに関し、ダム副首相は保健省に対し、具体的なガイダンスを作成するよう指示しました。
なお、会議で、専門家は、「バクザン省での疫病対策が効果的に進められており、短期的には再発する可能性が低い」との見方を示しました。