(写真:TTXVN)
(NHK)ラオスの首都、ビエンチャンで6日、日本とASEANの経済担当相会合が開かれ、日本からは世耕経済産業大臣が出席しました。
会合では、人工知能や、あらゆるモノをインターネットでつなぐIoTの普及といった日本の成長戦略をアジアでも展開していくため、日本企業と現地の企業との連携を一段と後押ししていくことで合意しました。
経済産業省では合意に基づいて、今後、日本の官民ファンド「産業革新機構」とアジアの政府系ファンドが協調する新たな枠組みを作ることを検討しており、新しい技術を使った日本とアジアの企業の共同ビジネスを、資金面でも支援することにしています。
世界経済の先行きは不透明さを増していますが、ASEAN各国は、比較的安定した経済成長を続けていることから、政府としては、アジアの成長を日本の成長に取り込むとともに先進的なビジネスや政策の在り方を日本に逆輸入することにもつなげたい考えです。