日本の学者、ベトナムの役割を評価

(VOVWORLD) - 5月29日から6月2日まで行われるベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席の日本国賓訪問に当たり、明治大学の伊藤剛(いとう・ごう) 教授は日越関係に関する記者団のインタビューに答えました。
日本の学者、ベトナムの役割を評価 - ảnh 1         (写真:TTXVN)

その中で、「ベトナムが日本の政治・経済関係において重要な役割を果たしていることから、双方は互助経済関係と人的交流を発展させていく必要がある」と強調しました。

伊藤教授によりますと、現在、両国関係は最盛期に入っています。両国は共に、海上での安全保障や、航行の自由・安全の確保などに関心を寄せています。また、日本に留学するベトナム人学生の数は徐々に増えていますが、これは両国間の教育協力だけでなく、文化交流や、職業訓練、経済協力、政治面での連携強化などにも貢献するとしています。

クアン主席の今回の訪問に関し、伊藤教授は、「これは両国間の首脳レベルの交流活動であり、その協力のさらなる強化に繋がる。両国の首脳らの相互訪問は両国間の友好度を示すものである 」とした上で、「クアン主席の訪問は両国関係の重要な節目を記す」との確信を表明しました。

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