日米韓 首脳会談のあと共同声明 連携強化へ事務局の新設を発表

(VOVWORLD) - 日米韓3か国は、南米ペルーの首都リマで首脳会談を行ったあと共同声明を発表し、3か国のさらなる連携強化に向けて調整を担う事務局を新設すると明らかにしました。
APEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議のため、ペルーの首都リマを訪れているアメリカのバイデン大統領、石破総理大臣、それに韓国のユン・ソンニョル大統領は日本時間の16日朝およそ40分間、首脳会談を行いました。
会談後に発表された3か国の共同声明では「われわれがともにとる行動は、将来にわたって地域と世界の平和と安全を強化し続ける」とした上で3か国のさらなる連携強化に向けて調整を担う事務局を新設すると明らかにしました。
また、朝鮮民主主義人民共和国についてはウクライナとの戦闘のため、ロシアに兵士を派遣したとして「ウクライナへの侵略戦争を危険なまでに拡大する決定を下した」とロシアとともに強く非難しました。
そして、自衛権を行使するウクライナへの固い支持を表明しました。
さらに地域で覇権主義的な動きを強める中国を念頭に「インド太平洋の海域で現状を一方的に変更しようとするいかなる試みにも強く反対する」として、南シナ海での危険な海洋活動への反対を表明するとともに、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調しました。(NHK)

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