日越外務省 共同プレスリリース 発表

(VOVWORLD) - 7日から10日にかけて、ブイ・タイン・ソン外相は日本を公式訪問し、日越協力委員会第12回会合を共同主催することにあたり、7日、両国外務省は共同プレスリリースを発表しました。
日越外務省 共同プレスリリース 発表 - ảnh 1日越協力委員会第12回会合

プレスリリースによりますと、7日、東京で行われた日越協力委員会第12回会合で、双方は、ハイレベル及び各レベルの交流や接触の継続に取組み、少なくとも毎年1件の両国ハイレベル指導者訪問団による相互訪問を実施し、対外活動及び大規模かつ重要な記念活動において緊密に連携することで一致しました。

また、ODA協力、投資、貿易に加え、DX=デジタルトランスフォーメーション、グリーン転換、半導体等の新しい分野を含め、経済分野での協力を促進し、経済連携の強化や経済安全保障分野での協力を進めていくことの重要性を強調しました。日本側は、ベトナムによる独立・自主・幅広く国際統合された経済の構築を引き続き支援し、2045年までに高所得国入りを目指すベトナムの目標達成に向けた工業化・近代化を支援していくことを改めて確認しました。双方は、日本企業による投資、貿易を促進するためにベトナムの投資環境を改善することが必要不可欠であることを確認した。

さらに、新しい日越共同イニシアティブの第1フェーズが双方共に利益をもたらすよう、アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)構想の実現、グリーン転換、イノベーション、DX、半導体産業の発展、AIなどの分野における協力について意見交換を促進し、人材育成、投資、貿易、科学技術移転などの機会を模索していくことで一致しました。日本側は、通信(5G-6G網を含む)、IT、サイバーセキュリティ、デジタル社会などの分野において、ベトナムと協力し支援する可能性を前向きに検討することで合意しました。

なお、双方は第13回会合を来年、ベトナムで開催することで一致しました。

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