独外相、ベトナムを訪問


ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相の招きに応じて、ドイツのフランク・ヴァルター・シュタインマイヤー外相は10月30日から11月1日までの日程で、ベトナム公式訪問を行っています。

10月31日、ハノイで、両外相は会談し、ドイツがベトナムとEU=欧州連合加盟諸国との関係の拡大を支持することを含め、国際場裏と国際組織で協力と協調を強化していくことで一致しました。両外相は、ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)での情勢について意見交換をし、深い懸念を表明した上で、「あらゆる紛争を、1982年国連海洋法条約を含め国際法に従って平和的措置で解決する必要がある」と再確認しました。


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(写真:TTXVN)


ミン副首相兼外相は、「ベトナムはドイツとの友好協力関係の強化を重視している」と再確認すると共に、ドイツ側に対し、インフラ整備や、クリーンエネルギー、環境保全、気候変動への対応などの分野でのベトナムを支援していくよう訴えました。

双方は、「これまで、両国間の戦略的パートナーシップが良好に発展している」と評価し、2020年をめどに双方間の貿易額を200億ドルにするという目標の達成へ向けてベトナムとEUとのFTA=自由貿易協定の締結を促進することで一致しました。

訪問期間中、シュタインマイヤー外相はグエン・スアン・フック首相と会見し、グエン・チー・ズン計画投資大臣と共に「ベトナム・ドイツ円卓会議」を主催するほか、ベトナムの幾つかの企業を訪れました。

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