20日と21日の両日、ハノイで、各報道機関の幹部を対象に「男女平等と女性・少女の教育の宣伝」に関する訓練コースが行われ、20のマスメディアのジャーナリストらが参加しました。

これは、教育訓練省や、VOV=ベトナムの声放送局、ユネスコベトナム事務所の共催により実施されている「ベトナムでの男女平等と少女の教育に関するイニチアチブ、公平な社会へ向けての女性と少女のエンパワーメント」というプロジェクトの一環です。

ユネスコの情報通信プログラムのコーディネーターホアン・ミン・グエット女史は次のように明らかにしています。

（テープ）

「これまで、ベトナム報道界は男女平等と女性・少女の教育の促進に大きく貢献してきました。男女平等法と家庭内暴力対策法の制定がその証といえます。しかし、男尊女卑という考え方もまだ残っています。そのため、この問題に関するジャーナリストらの認識向上へ向けて、このような訓練コースの開催を進めています。」