(VOVWORLD) -11日、スイスのジュネーブで、ILO国際労働機関の第112 回総会が行われ、在ジュネーブ国際機関ベトナム政府代表部のマイ・ファン・ズン大使が出席しました。
ズン大使(TTXVN撮影) |
席上、発表を行ったズン大使は、ベトナムが常に社会進歩と公平の推進に配慮しており、これを持続可能な開発の推進につながる目標、任務であり、方策でもあると位置づけしていると明らかにしました。また、ズン大使は、ベトナムが、社会保障と社会福祉システムの強化に向けた法律システムの刷新、完備を継続し、適正な雇用、質の高い雇用、人材開発を推進し、労働市場を効果的に構築することを通して、全ての人々の円満な生活の確保に貢献すると強調しました。
なお、ILO総会は、毎年1回行われ、ILO加盟187 か国の政府、労働者、使用者からなる代表団が一堂に会する最高意思決定機関であり、ILO条約などの国際労働基準の策定を含め、労働問題に係る議論が行われます。14日まで開催される今回の総会は、生物学的な危険に対する保護に関する基準設定、労働における基本的原則と権利、ディーセント・ワークとケアエコノミーなどについて討議しています。