(VOVWORLD) -8月21日と22日の両日、ラオスのルアンパバーンで、SOM=高級実務者会合、ASEAN=東南アジア諸国連合諸国と日本・中国・韓国3カ国を加えるASEAN+3会議、及びEAS=東アジア首脳会議が行われ、ベトナムのド・フン・ビエット外務次官率いる代表団が出席しました。
ビエット外務次官(Xuân Tú/TTXVN撮影) |
会議では、来る10月8日~11日にかけて、ラオスの首都ビエンチャンで開催される予定の第44回と45回ASEAN首脳会議、および関連会議の準備作業が集中的に討議されました。
計画によりますと、首脳会議の一環で、およそ20の活動が行われ、約80件の文書が採択、または認められる予定だとのことです。
これらの会議で発言に立ったビエット外務次官は、ベトナムがラオスに対し、ASEAN議長国としての任務遂行のため、支持・支援すると同時に、東ティモール のASEANへの加盟を支持すると明らかにしました。
さらに、ビエット次官は、ASEAN+3とEASの協力強化に向けた取り組みを歓迎するとともに、パートナーに対し、引き続き、ASEAN共同体の構築を支援するとともに、イノベーション、デジタル経済、デジタルトランスフォーメーション、グリーン転換などに関する新しい傾向を活用した上で、地域間連携の推進に向けて実質的に協力するよう提案しました。
地域と国際情勢について、ビエット次官は、パートナーに対し、ベトナム東部海域(いわゆる南シナ海)問題を含むASEAN共通の立場を支持するよう求めるとともに、あらゆる紛争の平和的解決における国際法と1982年の国連海洋法条約の重要性を確認した上で、ベトナムが各国と力を合わせ、平和・安全保障・安定・発展を維持・推進したい意欲があると強調しました。