(VOVWORLD) - 双方は様々な問題で一致を達成しました。
(写真:NHẬT NAM) |
8月30日、中部沿海カインホア省ニャチャン市で、ベトナムのグエン・チ・ビン国防次官と日本の真部朗(まなべ・ろう)防衛審議官の共催のもと、第5回ベトナム・日本国防政策対話が行われました。
席上、双方は、人材育成や、国連の平和維持活動に関する経験交換の強化、戦争後遺症の克服、サイバーセキュリティ、海上安全保障などの分野で協力を強化していくことで一致しました。
戦争後遺症の克服に関し、ビン将軍は、「これは、ベトナムの党、国家、軍隊の特別な関心事である」とした上で、日本側に対し、「南部ドンナイ省のビェンホア飛行場でのダイオキシン除去へのODA=政府開発援助の供与を検討するとともに、地雷・不発弾除去を支援するよう」提案しました。
また、双方は、救難、軍医、情報交換などの分野におけるベトナム国防省と日本防衛省の各機関間の協力活動に便宜を図ることにも合意しました。