12日、ハノイで、文化スポーツ観光省は2016年の活動を総括し、2017年の任務を定める会議を開きました。会議にはグェン・スアン・フック首相、ブー・ドゥク・ダム副首相らが出席しました。

会議で、フック首相は昨年文化スポーツ観光部門が達成した成果を評価した上で、観光部門の発展の潜在力が豊富に恵まれているものの競争力が低く、ベトナムの先端的経済部門になっていない」と指摘しました。今後の任務に関して、フック首相は「観光部門は5つの質問に答える必要がある」と明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「これらの質問はベトナムを訪れる観光客を増やすためにどうすればよいか？外国人のベトナム滞在期間を延長するためにどうすればよいか？滞在期間中、多くのお金を落としてもらうためにどうすればよいか？帰国してから、ベトナムを訪れた外国人観光客がベトナム観光に深い印象を持ち、友人や親族にその印象を伝えたくなるにはどうすればよいか？ということです。」

なお、2016年、ベトナムを訪れた外国人観光客の数は延べ１千万人に達し、２０１５年と比べて２６％増となりました。観光収益は４００兆ドン、約２兆円に達し、目標値を４年前倒して実現しました。