ベトナム司法大臣の招きに応じて、中国司法省代表団は、21日から、24日までの日程で、ベトナム実務訪問を行っています。その目的は、法律教育や、司法分野に携わる幹部の育成・管理作業をはじめ、ベトナムの法律システムを研究することです。
22日、ハノイで、レー・タイン・ロン司法大臣は、同代表団と会見した際、中国との多面的協力関係の強化を重視するというベトナムの政策を再確認した上で、「今後、両国は、伝統的友好関係を発揮させ、互恵関係を強化し、相互尊重、国際法遵守という精神に従って、不一致点を効果的に解決する必要がある」と訴えました。
中国側もこれに賛同し、「今後、両国の司法省は経験・情報・人事交換を強化し、新しい協力を締結する必要がある」と提案しました。また、「既に締結された民事・刑事司法互助協定を徹底的に実施し、司法分野での協力を強化していくよう」訴えました。