ベトナム共産党中央委員で、中央対外委員会のホアン・ビン・クアン委員長は12日から15日にかけて行なわれたグエン・フ・チョン共産党書記長による中国公式訪問に関して、記者団のインタビューに答えました。
中央対外委員会のホアン・ビン・クアン委員長
クアン委員長は「双方は10項目からなる共同宣言を発表し、その中で、高級レベルの会合、両国の共産党との交流の強化、生産能力、貿易、投資の促進、国防・安全保障の拡大、草の根外交の強化などを強調しました。この訪問にあたり、双方は15件の協力文書を締結しました。
両国の共産党と政府の関係の展望に関して、クアン委員長は「この訪問は両国関係の今後の発展の促進に重要な節目を記すものである。両国が達成した合意書や認識を厳格に履行することは両国間の友好協力関係の強化に寄与し、両国の国民に利益をもたらし、ベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海の平和、安定の維持に貢献する」と明らかにしました。