(VOVWORLD) - ベトナム・日本デジタルトランスフォーメーション協会は、2033年に日本におけるベトナム情報通信企業の総収益が1兆円(約70億米ドル)に達するという目標を掲げています。
当放送局(VOV)東京支局によりますと、7日、東京で、在日本ベトナム技術通信(ICT)企業協会の主催により、ベトナム・日本デジタルトランスフォーメーション協会(VADX JAPAN)を設立する式典が行われました。
ベトナム・日本デジタルトランスフォーメーション協会(VADX JAPAN)を設立する式典の様子 |
席上発言に立った在日本ベトナム大使館のファム・クアン・ヒエウ大使は、協会の誕生と日本におけるベトナム情報通信企業の継続的な成長について喜びの意を表明しました。
ヒエウ大使によりますと、ベトナム・日本デジタルトランスフォーメーション協会の設立は重要な転換点となり、情報通信技術分野で活動する企業をつなぐ組織として機能し、ベトナムと日本間のイニシアチブや先進的技術ソリューションの協力と共有を促進するとしています。
ヒエウ大使は次のように語りました。
(テープ)
「両国関係は過去50年間で飛躍的に発展し、それはICTコミュニティの成長にも反映されています。このコミュニティは所在国の日本の経済、およびベトナム経済に貢献するだけでなく、両国関係の強化にも重要な貢献をしています。私は、協会が設立されたことが今後も両国関係の更なる促進に貢献することを期待しています」
式典で、ベトナム・日本デジタルトランスフォーメーション協会の会員企業19社がデジタル技術分野での取り組みを紹介し、会員企業向けのイノベーション、技術移転、研究開発と応用を推進することを表明しました。同協会は、2033年に日本におけるベトナム情報通信企業の総収益が1兆円(約70億米ドル)に達するという目標を掲げています。