写真:TTXVN
韓国ソウル中心部で11日、朴槿恵大統領の罷免を憲法裁判所に求める集会と、罷免に反対する集会がそれぞれ開かれました。憲法裁は3月上旬にも罷免の可否を判断する可能性があり、昨秋から続く朴氏の退陣要求集会は再び規模を拡大しました。一方、罷免反対集会への参加者も増え、世論の分裂激化を懸念する声も上がるということです。
韓国メディアによりますと、最大野党「共に民主党」は10日、所属国会議員らに退陣要求集会への参加を呼び掛けました。憲法裁への政治的圧力だとの批判も出ましたが、同党の禹相虎院内代表は「朴氏への圧力であって、憲法裁に対する圧力には当たらない」と反論しました。