(写真:TTXVN)
1日夜、カンボジアのシェムリェプで開かれていたAPA=アジア議会会議は閉会式を行い、シェムリェプ宣言と21件の決議案を採択しました。
「アジアの平和と持続可能な発展の促進」をテーマとした今回の会議には23の加盟国とオブザーバー、相手国などが参加しました。シェムリェプ宣言は「APAは長い歴史を持つ文明と文化、歴史、宗教が豊富な土地であるアジアは現在、経済、社会面において重要な成果を収めている。」と明らかにすると共に「テロリズム、極端主義が地域と世界の平和、安全保障に悪影響を与えている」と強調しました。
同宣言は世界各国に対し、気候変動対応、持続可能な開発のためのアジェンダ2030の履行のため、協力するよう呼びかけました。
今回のAPA会議に参加したベトナム代表団は会議の諸活動に積極的に参加しました。会議で、ベトナムのトン・ティ・フォン国会副議長は演説を行い、「アジアは、平和・安全保障の強化や、試練対応のために協力や、信頼醸成、相互理解の深化、紛争の平和的解決などを促進していく必要がある」と強調しました。
会議の出席に際して、フォン副議長はカンボジアのヘン・サムリン国民議会議長、及び、ラオスのパーニー・ヤートートゥ国民議会議長と個別会見を行いました。