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(NHK) アメリカのトランプ大統領がNAFTA=北米自由貿易協定の再交渉を打ち出したことについて、経団連の榊原会長は記者会見で、「仮に今の自由な貿易体制が変わってくるのであれば、日本からメキシコに進出している数多くの企業が非常に大きな影響を受けるわけで、戦略の見直しが当然起こってくると思う。どういう形になるか、注意深く見守っていかないといけない」と述べました。
そのうえで、榊原会長は、「自由で開かれた貿易体制をしっかりアメリカに遂行してもらうことが大事だ。政策の内容や政権のキーマンがわかってくる秋ぐらいまでには、私自身も含めてアメリカへの働きかけをしていきたい」と述べ、経団連として、ことし秋までにアメリカに訪問団を派遣する考えを示しました。