「市場の物語」と題する展示会


ホアイ
ご機嫌いかがですか皆さん。ホアイです。

アン こんにちは。アンです。現在、ハノイ市内の女性博物館で「市場の物語」と題する展示会が開かれていますね。

ホアイ そうですね。この展示会には昔の市場、今日の市場、都市の市場、郊外の市場などの特徴が映像、音声、品々などを通じて再現されています。今日のこの時間はその展示会についてご紹介しましょうか?アンさん。

アン はい。おもしろそうですね。

現場の音

これは展示会で再現されている市場の賑やかな雰囲気です。市場を再現するコーナーには竹を使用したざる、かごなどキッチン用品などがわらの上に置かれています。これは展示会の中央にあり、見学者の注目を集めています。

「市場の物語」と題する展示会 - ảnh 1

ホアイ お年寄りの見学者はだれもが、この展示コーナーの前でしばらく止まってしまいました。彼らはこの光景を見て、昔の市場を思い出していたようです。

アン ハノイ市民であるグェン・キム・ハイン( Nguyen Kim Hanh) さんは次のように語りました。

(テープ)

「昔の市場は暖かい雰囲気があったわね。買い物するに行く人々はゆっくり買い物をしました。彼らは必要な日用品を買ったあと、Banh Duc」(バイン・ドゥック)、サトウキビやいくつかのお雑煮を食べてから帰ったものです」

アン ハインさんの話でした。展示会には昔の市場の他、今日の市場と将来の市場も紹介されています。また、展示会を訪れる見学者は昔の天秤棒を自分の肩に担ぐことができます。また、秤の代わりに、コップでトウモロコシや米を計ります。先ほどのハインさんはさらに次のように語りました。

(テープ)

「昔は米だけを売る人が居れば、野菜、ニンニク、ねぎなどの香辛料だけを売る人もいます。つまり、売り手は一品を扱っていましたが、現在は、商品が昔よりずっと豊富ですね。」

アン ハインさんの話でした。では、この辺でちょっとティタイムにして、音楽をお聴きいただきましょう。

「 」 をお送りしました。

話を続けましょう。「市場の物語」という展示会を訪れたイタリア人観光客のSigrid Wertheim さんは展示会に紹介された品々を念入りに鑑賞していました。Sigrid Wertheim さんの話です。

(テープ)

「私は市場が大好きです。市場の雰囲気は賑やかで、様々な香りがあって、日常生活が感じられます。市場はスーパーマーケットとまったく違います。ですから、スーパーマーケットは単に品物や食品を売買する場所だけですが、市場は売買ができる他、人々が互いに出会ったり、話をしたりすることができる場所です。ハノイを含め、ベトナムの人々の生活にとって市場は大切な意義があります」

「市場の物語」と題する展示会 - ảnh 2

アン Sigrid Wertheim さんの話でした。この展示会で設置された「田舎の市場」は多くの見学者の注目を集めています。藁葺きの仮設小屋の中に置かれた竹製の椅子やテーブルには茹トウモロコシやゆでサツマイモなど田舎のお雑煮が売られています。北部フンイェン省の見物人レ・ティ・トゥさんは次のように語りました。

(テープ)

「この展示会のすべての展示コーナーが好きです。ここには多くの美味しい食べ物が売られています。売り子は優しいです。この田舎の市場は昔の市場を十分に再現しています。また、この展示会を通じて、昔から今日までの人々の日常生活の移り変わりを理解できます。」

ホアイ 一方、ハノイ市民の見物人ブイ・バン・ズアン ( Bui Van Doan) さんは次のように語りました。

(テープ)

「この田舎の市場の展示会を訪れ、感激しました。このような市場が大好きです。この展示会を見ると、昔を思い出してしまいました。また、この展示会は農村部の貧しい女性を支援するため開かれたそうですから、意義深いですね。」

「市場の物語」と題する展示会 - ảnh 3

ホアイ ズアンさんの話でした。昔と今日のハノイの市場の移り変わりを通じて、ハノイの人々の生活の変貌を理解できますね。

アン そうですね。では、おしまいに歌をお聴き頂き、今日のハノイ便りを終わりにしましょう。

「歌」をお送りしました。

リスナーのみなさん。今日のこの時間は「市場の物語」と題する展示会についてご紹介しました。それでは、今日のハノイ便りの時間はここで終わります。来週のこの時間に又お会いしましょう。ごきげんよう。   

Chao cac ban。

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