ハノイ便り
ハノイ便りの時間がやってまいりました
音楽
フン ご機嫌いかがですか?皆さん、フンです。
ホアイ 今日はホアイです。すでにお伝えしましたように、9月現在、日本はベトナムで投資プロジェクト1700件を実施し、その投資額は270億ドルに達しています。経営活動を発展させるとともに、日本の各企業は慈善活動や環境保護など社会的活動を積極的に行っていますよね。
フン そうですね。ハノイ郊外のハノイ・ダイトゥ工業団地にある石垣ゴム株式会社の二宮社長は毎週日曜日の朝、ホァンキェム湖でゴミ拾いのボランティア活動をしています。地面に散らかっているゴミを収集している二宮さんの姿を見て、誰も彼が日本企業の社長だとは思わないでしょう。
ホアイ そうですね。二宮さんはベトナムで生活をして、4年たちましたので、ハノイに対する様々な想いがあります。二宮さんの話を伺いましょう。
「日本語のテープ」
ホアイ 二宮さんがおっしゃるように、彼は自社の社員たちにホァン・キェム湖に捨てられたゴミの収集に励んでします。ですから、これはベトナム人コミュニティに利益をもたらすものです。これにより、彼は人々に対して環境保護を守るよう呼びかけるパンフレットを印刷、発行し、環境保護に関する人々の認識を向上させようとしています。
フン 二宮さんはゴミの収集者にゴミつかみハサミやごみ収集袋などをくばりました。そのため、多くのベトナム人は 二宮さんの行動に賛同し、ゴミの拾い活動に参加しています。これに参加しているリカンビナ株式会社の社員であるファンリンさんは次のように語りました。
「テープ」
ホアイ「私はボランティア活動に参加してほしいです。二宮さんのお陰で、この活動に参加することが出来ました。これは有意義な活動であると思います。私のように、皆さんもこの活動に参加してくさい」
フン、ゴミ拾い時間は30分だけですが、この活動は徐々に共同体的活動となっており、社会に利益をもたらしています。また、二宮さんは次のように語りました。
「日本語のテープ」
ホアイ 二宮さんの行動は単なるゴミの集めをするだけでなく、環境保護に対する人々の意識を向上させるためのものでもありますね。
では、この辺でティータイムにして、クアンズンが歌った「森の蘭の花」( Nhanh lan rung) をお届けしましょう。
ホァイ では話しを続けましょう。9月末まで、二宮さんとともに、30人ベトナム人がホァンキェム湖畔でゴミ収集活動に参加しています。サイドン中学校3年生のグェン・ドク・クァン君は次のように語りました
「テープ」
「僕がこの活動に参加して、「皆さんに、道々にゴミを捨てないよう、環境保護に自らの力を入れ合おう」というメッセージを送りたいと思います。これは意義ある活動だと思います」
ホアイ クァン君の話でした。
フン この活動に積極的に参加しているチャン・ティ・トゥ・フェンさんは次のように語りました。
「テープ」
「皆は環境保護の意識がないわけじゃないと思います。日本人によるホァンキェム湖畔でのゴミ集め活動を知った人は積極的に活動に参加しています。普通、道にゴミを捨てた人がこの活動に参加した場合、この行為を止めるでしょう。それだけこの活動は有意義だ思います」
フン フェンさんの話でした。マスメディアを通じて、二宮さんによる活動を知っていたハノイ大学2年生のブ・ティ・カィン・リさんは次のように語りました
「テープ」
「これは意義ある活動で、環境保護に対する人々の認識を向上させるものだと思います。この活動に参加出来て嬉しく思います。皆は私とともに 環境保護に力を尽くしたいです」
フン リさんの話しでした。二宮さんとベトナム人がホァンキェム湖畔でゴミを収集することは文化的な面でも呼びかけのようです。私たちも二宮さんに「ありがとう」という言葉を贈りたいと思います。
ホアイ そうですね。ではおしまいに、歌をお聴きいただき、今日のハノイ便りを終わりにしましょう・
ダン・チュオンが歌った「愛する波」(Con song yeu thuong)でした。
リスナーの皆さん、今日のハノイ便りは日本人二宮さんがホァンキェム湖畔でゴミ拾い活動を行っていることについてご紹介しました。それでは、今日のこの時間はこれで終わります。又、来週お会いしましょう。ご機嫌よう
Chao cac ban
こちらはベトナムの声放送局です。それでは、今日のこの時間は終わります
リスナーの皆さん、さようなら。