(VOVWORLD) -南部テイェンザン省ミート市ダオタン村ガーデン協会会長を務めるチャン・コン・レンさんは、家庭経済の発展を遂げるだけでなく、多くの農民の生産を助ける人でもあります。
レンさん |
レンさんは20年間にわたって、毎日、果樹園に出向き、樹木の手入れをした後、現地農民に栽培技術や資金調達の手続きなどを教えたりします。レンさんの話です。
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「僕は農業技術に興味があったんですよ。だから、農業生産に関する訓練コースに直接参加する傍ら、関連書籍や資料などで研究しました。そのお陰で、沢山経験できました。それから、稲や果樹の栽培する人にこれらの経験を活かしたいのです。」
知識向上と経験を積んだおかげで、この間、ダオタン村の農民たちは常に、リュウガン、ザボンなどの果樹栽培モデルを成功させています。農民の一人の話です。
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「レンさんは1978年から農業協同生産組合のメンバーになっています。給料をもらわなくても、大活躍していますよ。彼は、果樹研究院と連絡して、収穫量が高い果樹の栽培を現地で行いました。そして、彼は、私たちの農民に栽培技術を教えてくれたんですよ。」
今年75歳になるレンさんですが、農業生産への先進的科学技術の導入において、創意工夫を凝らしています。現在、レンさん一家は、リュウガンやココナツ、ザボンの栽培に投資を行ったことで、毎年高い収入を得ています。その一方で、彼は、いつも他の農民たちを手伝っています。レンさんの話です。
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「ダオタン村に住む私たちは互いに助け合っています。私は、出来る限り農民たちを助けたいのです。誰かを助けてあげると嬉しくなりますからね。」
レンさんは「農家の技術者」とも呼ばれています。彼は、現地農民の生産活動を助けるだけでなく、家庭経済を豊かにした手本にもなっているからです。