ジェム・ダン・タン医師(右)
ベトナムの110軍病院の院長ジェム・ダン・タン医師は国家主席から「優秀な医師」という称号を授与された数少ない軍医の一人です。
彼にとって、能力向上は患者への診療治療の日々高まるニーズに応えるだけではなく、患者と痛みを分かち合うことでもあります。特に、タンさんはホーチミン主席の道徳を見習うことは自発的かつ日常的な行動となっています。
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「ホーチミン主席を見習う内容は沢山あると思いますが、医療部門では何を見習うのか?それはホーチミン主席の道徳、ワークスタイルを見習うことです。ホーチミン主席は『医療部門に従事する人々が優秀な医師であると同時に、優しい母のようでなければならない』と教えました。私はこの言葉を頭に刻み、患者の診療治療にあたっています。」
患者のための人文的心を持つ医師ダン・タンさんは、学習、研究、創意工夫に専念しています。タンさんは胃にある異物を内視鏡で取り出す方法や、胃病などの治療を成功させました。その他、タンさんは多数の科学研究を行い、好評されています。タン院長の科学研究の夢中は110軍病院の幹部、医師に熱心さを伝えています。病理診断科のダン・ティ・ハン副科長は次のように明らかにしました。
(テープ)
「タン院長に見習ったことは患者を自分の親戚のように見なすということです。そのことを心で表わさなければなりません。そうすることで、患者への診療・治療の質が向上します。院長の手本を見習って、私たちは、任務を全うする為にいつも頑張っています。」
軍医学院を卒業した直後、ジェム・ダン・タン医師は、110軍病院に派遣されました。20年間にわたり、彼は指導者と医師として絶え間なく取り組んできました。タンさんについて、グェン・チュオン・ザン医師は「ホーチミン主席の道徳を見習う運動においてタン院長は診療治療に高い効果をもたらした独特なやり方で手本の一つになっている」と明らかにしました。
ザン医師は次のように語りました。
(テープ)
「病院の院長として、タンさんは常に病院の発展に配慮しています。大胆な発想、大胆な行動、責任感を背負い、活発な人です。彼は、病院内の団結を作り出しています。また、彼は業務において私たちが見習うべき手本となっています。」
タンさんは「ホーチミン主席を患者に対する心で見習う」決意を掲げ、診療治療作業に突破口を作りだす様々なやり方をとっています。それらは、診療区の新設、医療設備の近代化、又は幹部のワークスタイルの刷新などです。さらに、タン院長は同僚に意識と道徳の向上、患者の信頼醸成などを常に励んでいます。
タンさんは、さらに110軍病院を「文化的病院」、「公園のように散歩したり自由な雰囲気を味わえる病院」にしたいという構想を抱いています。