中国がベトナムの排他的経済水域で石油リグを設置したことに関し、アルゼンチンの科学界も反対の声を上げています。
ラモネダ氏(写真:Baotintuc)
同国のラプラタ国立大学所属東南アジア研究所の専門家であるエゼキエル・ラモネダ(Ezequiel Ramoneda)氏は「UNCLOS=1982年国連海洋法条約に従って、沿海国家であるベトナムは自国の排他的経済水域における天然資源や、その調査・開拓活動に対する主権がある」と確認した上で、「中国が石油リグを設置し、ベトナムの正当な要求を無視することは違法である」と批判しています。
同氏はまた、国際法に沿って平和的な措置で紛争を解決するというベトナムの立場への支持を表明しています。