6月30日と7月1日の両日、グエン・フ・チョン共産党書記長率いるハノイ市選出の国会議員団はバーデイン区、タイホ区、ホアンキエム区の有権者と会合を行い、第13期国会第7回会議の結果を通知しました。
会合で、有権者らは中国が国際法と両国の指導者による合意を無視して、ベトナムの排他的経済水域と大陸棚に海洋リグ981を設置し、ベトナムの領有権を侵犯したことに強く反発するとともに、党、国家、国会、政府の解決策に対する支持を表明しました。これを受け、チョン書記長は「これは大事な問題であり、慎重に解決しなければならない」との見解を示し、次のように語りました。
(テープ)
「わたしたちは国際法と両国の指導者による合意に従って、平和的措置で闘争していますが、法的手段をとることも辞しません。今日、戦争や衝突を好む人はないでしょう。ですから、発言、行動をとるに際し、総合的かつ全面的に検討しなければなりません。」
このように語ったチョン書記長はいかなる状況にあろうとも、ベトナム国民は中国国民との団結、友好を維持していきたいと強調しました。