25日、メキシコ駐在中国大使館の前で、メキシコ・ベトナム友好協力院や、メキシコ報道機関と政治社会団体の代表はデモを行い、中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油掘削設備を違法に設置したことに抗議しました。
この席で、メキシコ・ベトナム友好協力研究院のフェリス・カンテラノス名誉院長は声明を読み上げ、その中で、「中国が今年5月2日にベトナムの排他的経済水域と大陸棚に掘削設備を違法に設置したことはベトナム領海を深刻に侵犯している」と強調した上で、中国の指導者に対し、ベトナム、および、国際組織と締結した合意書を遵守し、ベトナムの排他的経済水域と大陸棚に設置した石油リグを直ちに 撤去させるよう呼びかけました。
また、この声明は、メキシコ政府が中国政府に公文書を送りこの海域の平和を維持するよう呼びかけることを提案しました。