この数日、世界各国の報道機関と専門家らは中国がベトナム東部海域に石油リグを設置したことに引き続き猛反発し、「中国の行為は国際法に違反している」と非難しています。
23日付のフランスのAGORAVOXというウェブサイに掲載された記事の中で、枯葉剤被害者支援委員会のアドレ・ボーニ委員長は「U字ラインという中国の主張は受入れられない」と指摘するとともに、中国が武力を行使して、1956年と1974年にベトナムのホアンサ群島を占拠したことを告発しました。
一方、23日付のドイツのドイチェ・ヴェレはこの問題に関する記事を掲載し、その中で、「中国側がベトナム東部海域に新たに4基の石油掘削装置を搬入したことは地域内の緊張情勢を増している」と非難しています。