国会事務局のグェン・ハイン・フック局長
24日、ハノイで、第13期国会第7回会議の結果を紹介する国際記者会見で、中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油リグ「海洋981号」を違法に設置したことに関し記者団のインタビューに答えました。
その中で、国会事務局のグェン・ハイン・フック局長は「国会の開幕の日に、国会はベトナム東部海域の情勢に関する政府の報告書に耳を傾けた。国会は中国のこの違法行為に対する態度と立場を示すため、コミュニケ2号を発表した。その他、国会対外委員会のチャン・バン・ハン委員長は各国の議会に書簡を送り、中国の行為に抗議した。また、国会の閉会式で、グェン・シン・フン国会議長はベトナム東部海域の情勢に関する議員の意見をまとめて発表した」と明らかにしました。
デモ規制法案の制定と国外在留ベトナム人に関連する法案の内容に関して、フック局長は次のように語りました。
(テープ)
「2014年と2015年の立法計画において、国会常務委員会はデモ規制法案の作成という内容を盛り込みました。国会が終了した直後、デモ規制法案の審査を担当する機関を指定するための決議を出します。政府はこの法案を制定します。また、今回の国会で、戸籍法改正案が採択されました。」
このように語ったフック局長は「生産経営活動の状況を視察した上で、今回の国会は2014年の経済社会発展目標を調整する必要がないとの見解を出した」と明らかにしました。