国際世論は紛争のない海域を紛争のある海域にするという中国の企みに引き続き猛反発しています。
この陰謀の実施を目指す中国はベトナム東部海域で建設活動を不法に行っており、その中で、ホアンサ群島で学校の建設に6百万ドルを投資しました。
中国が現状を変更させたガクマ島(写真:ロイター)
フィリピン政府の報告によりますと、中国側はチュオンサ群島に属するガクマ島(gac ma)、チャウビエン島(chau bien)、ガベン島(gaven)、トゥギア島(tu nghia)、エンダット島(en dat)の5つの小島で、現状を変化させるために建設活動を進めています。
世界各国の専門家は、「これらの活動は軍事的目的のためのものである恐れがある。特に、滑走路の建設はベトナム東部海域における防空識別圏を設定することを目指すものであろう」と指摘しています。
16日、フィリピン外相は中国の行為を批判し、「中国の政策は地域内の平和、安定、安全保障を脅かしている」と強調しました。