14日、ハノイで開催された外務省の定例記者会見で、レー・ハイ・ビン報道官は、アメリカ上院外交委員会がベトナム東部海域いわゆる南シナ海に関する公聴会を開催したことに関する記者団の質問に答えました。
その中で、ビン報道官は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナム東部海域での平和、安定、安全保障、航海の安全は地域内外の諸国の共通の願望と利益です。関係者らは、紛争を平和的方法で解決し、1982年国連海洋法条約をはじめ国際法とDOC=海上行動宣言を遵守し、COC=行動規範を早期に作成する必要があります。この精神で、ベトナムはこの海域での平和、安定、協力の促進へ向けてのアメリカを含め国際社会の努力を歓迎しています」
また、カナダがベトナム産の送油パイプに対する調査の停止を決定したことに関し、ビン氏は「これは正しい決定で、カナダの企業と消費者の利益に合致するものだ」と語りました。