外務省副報道官、再び中国に抗議


5日午後、ハノイで、外務省の定例記者会見が行われました。席上、ファム・トゥ・ハン副報道官は、ベトナム・中国国交樹立65周年とベトナム・アメリカ国 交樹立20周年に当たり行われるグエン・フー・チョン共産党書記長による中国とアメリカ訪問をはじめ、ベトナムの今後の外交活動について紹介しました。

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また、中国がベトナムのチュオンサ群島で人工の島を建設しており、軍隊駐屯地や、軍用飛行場の活動を許可していることについて、ハン副報道官は「この問題に 関するベトナムの立場は明確で一貫したものだ」とし、「ベトナムはチュオンサとホアンサの両群島に対する自国の領有権を証明できる歴史的・法的証拠を十分 に持っている」と再確認しました。

その上で、「中国のこの行動はベトナムの領有権を深刻に新派するだけでなく、DOC=海上行動宣言や、国際法にも違反し ている」と批判し、「ベトナムは中国側に対し、これらの違法行為を直ちに中止するよう要請する」と語りました。

中国が2015会計年度の国防予算を増額することに関し、ハン女史は、「ベトナムは、中国が国連安全保障理事会常任理事国として、責任ある行動をとり、地域と世界の平和、安定、安全保障、協力、発展に寄与することを望んでいる」と述べました。

 

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