外務省報道官、再び中国に抗議


24日、ハノイで開催された外務省の定例記者会見で、レー・ハイ・ビン外務省報道官は、中国がベトナムのホアンサ群島に属するズイモン島の運河の浚渫を行ったことに関し、「ベトナムはホアンサとチュオンサの両群島に対する主権がある。これらの群島での中国のいかなる行為も違法で、価値のないものである」と再度確認しました。


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さて、7月22日夜に中国の広西・坊城市で中国人男性1人がベトナム人女性5人を刃物で刺し3人を死亡、2人を負傷させた事件に関して、ビン報道官は「この情報を受けた直後、ベトナム外務省は中国駐在ベトナムの外交機関に対し、緊急措置を直ちに取るよう指示した」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「23日に、在南寧ベトナム総領事館は中国の当局者と会合し、負傷者の治療と事件の早期調査を要求しました。また、24日にハノイで、ベトナム外務省は在ハノイ中国大使館の代表と会合し、この事件について意見交換しました」

一方、フィンランド当局者がウクライナに輸送されていたベトナムの軍事器材を拘束していることに関し、ビン報道官は「これらの器材はメンテナンスのためにウクライナに送られるものだ。これはベトナムとウクライナとの協力関係の一環で、国際法に違反するものではない」と強調しました。

また、マレーシア航空機MH17の撃墜事件に関して、ビン報道官は、「現在、ベトナムはウクライナとオランダの当局と緊密に連携して、この航空機に乗ったベトナム人3人に関する問題の解決を進めている」と明らかにしています。

 

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