ロクリア提督(写真:Baotintuc)
23日、アメリカの太平洋艦隊のサミュエル・ロクリア提督は、フィリピンで開かれていた東アジアに関する世界経済フォーラムの一環であるアジア安全保障会合に出席した際、記者団のインタービューに応え、その中で、中国がベトナムの排他的経済水域で石油リグを設置したことに深い懸念を表明するともに、ASEAN=東南アジア諸国連合と中国に対し、COC=海上行動規範を早期に制定するよう求めました。
また、同提督は当事者に対し、自制し、国際法に沿って、平和的な解決策を出すよう呼びかけました。さらに、「アメリカはアジア地域の多くの国と協力を強化しており、中でもベトナムとの協力を拡大させている」と明らかにしました。