ベトナム各地は正月テトムードに包まれています。遠く離れた群島に駐屯している士官や兵士らも楽しいテトの日々を楽しんでいます。

テト前の２週間、第４海軍管区の艦船は中部カインホアー省チュォンサー群島に寄航し、様々なテト用品を載せました。この群島にある島々で、テトのためにきらきらとしたイルミネーションを飾っています。ソンカ島にはテトを祝う大規模なコンサートがあるので、士官や兵士、島民がたくさん集まっています。ソンカ島に駐屯しているドテートゥエン中佐は次のように語っています。

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「島でテトを迎えるのは陸上と比べてだいぶ違います。私たち士官や兵士はテトを迎えながらも、領海の主権を確保しなければなりません。我々の士官と兵士はそれぞれの任務を全うする必要があります。たとえば、テトの伝統的料理を作る兵士グループや兵舎を飾り付けるグループや文芸プログラムを担当するグループに分かれます。」

兵士たちはバイチュォンを作っている

また、チュォンサー県にあるナムイエット島で士官や兵士はバイチュォンというテトの欠かせない料理を急いで作っています。ナムイエット島に駐屯しているグェンバンタム中佐は次のように語っています。

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「普通、バインチュォンはゾンという葉で包まれますがこの島にはその葉がありせん。その代わりに我々は、バンという木の大きい葉を利用して、バンイチュォンを作ります。」

一方、ソントゥタイ島で、士官や兵士、島民はテトを楽しく迎えています。文化会館で、多くの兵士と島民が大晦日を祝うコンサートの準備のために故郷を讃える歌を練習しています。今年のテトに、この島に駐屯する兵士は牛一頭や豚肉５００キロや鶏肉１００キロを用意しています。ソントゥー島に駐屯しているグェンチュォンビン士官は次のように語りました。

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「今年、我々は全ての兵士や島民がテトを楽しく迎えるように様々な有利な条件を作り出しました。我々士官はそれぞれの兵士の家族に電話をかけ、テトの挨拶を行います。それを通じて、遠い島に駐屯している兵士は安心して、テトを迎えながらも、祖国の主権を主張しています。」

また、チュォンサー群島に駐屯する士官や兵士は島民の家のイルミネーションを飾っています。この島に住む島民トゥートイさんは次のように語りました。

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「我が家はお菓子や砂糖漬けや鶏肉を用意しました。我が家は兵士たちと一緒にテトを迎えています。今年のテトは兵士と島民の間の暖かい雰囲気に包まれています」

一方、ソントゥー島人民委員会のチャンバンフォク副委員長は次のように語りました。

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「島民たちは農業生産を効果的に行ってきました。ですから、今年のテトを楽しく迎えています。わしたちはバインチュォンを作ったほか陸上から様々なテト用品を受け取りました。」

今年のテト日々に、チュォンサー群島に駐屯している士官や兵士、住民は豊かな生活を送っています。政府からの深い関心のお陰で、同群島の兵士と住民は安心して、テトを楽しく迎えながら、祖国の主権を主張しています。