カインホア省のチュォンサ県はベトナム中部の沖合いにある群島です。現在、同群島に駐屯している兵士と島民は多くの困難に直面していますが自分の故郷を緑の島にするため、全力をあげて取り組んでいます。
(写真:baotintuc.vn)
チュォンサ群島の南方にある東チュォンサ島は3ヘクタールの面積を持ちます。以前にこの島には砂浜しかなかったですが、この10年間、この島に駐屯している兵士と島民は200種類の植物を栽培してきたので東チュォンサ島は緑色の服を纏っています。それと伴い、野菜畑が相次いで出ています。さらに、この島に駐屯している兵士と島民は卵を孵化させたい道具や風力と太陽光による電力発電所を製造しました。東チュォンサ島に駐屯しているレ・タイン・タム士官は次のように語りました。
(テープ)
「我々は島民生活レベルを向上させるため、様々な野菜を栽培しています。島で野菜を栽培する場合、淡水供給を確保する必要があります。ですから、毎日、我々は一時間を使って、島民と共に、野菜手入れをします。」
(写真:baotintuc.vn)
また、東チュォンサ島には診療所があり、それに働く医師も看護婦も優秀です。ファム・ミン・タイン医師は「私の仕事は人命を救うものである。この島に来てから、医師と獣医師を兼任するようになったと語りました。タイン医師は次のように述べています。
(テープ)Anh Thanh
「私はボランティアとしてこの島に来てから1年経ちました。島での気候は厳しいですが仕事が第一です。島に来たばかりの時、台風に遭って、とても心配でしたが今、ここの生活にだいぶ慣れています」
東チュォンサ島には海水淡水化装置と風力と太陽光による発電所があるので、島民の生活と医療サービスが改善されています。この島に駐屯している士官であり電気技術者でもあるハ・バン・クォンさんは次のように語りました。
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「島の電気は現在十分足ります。機械メンテナンスは我々の仕事なので任務を全うするためいつも頑張ります」
(写真:baotintuc.vn)
チュォンサ群島に属するダタイ島は沈む島です。この島の周りにある海域で、多くの漁船が漁獲活動を行なっています。ですから、この島は農業農村開発省に帰属する海水魚養殖地区となっています。この海3000平方メートルの面積を持つ水魚養殖地区は食糧、食品を備蓄し、非難する業船を改修する理想的な場所でもあります。ダタイ島サービスセンターのチュ・ミン・ソン委員長は次のように語りました。
(テープ)
「多くの漁船を改修できるため、我がセンターが拡大されており、2017年まで完成する予定です。今後、我がセンターは70隻の漁船を改修できるようになると思います」
チュォンサ群島に駐屯している兵士と島民は国の領海主権を確保するという任務を全うするほか、この群島に新風を吹き込んでいます。チュォンサ群島の住民は安心して、故郷の経済社会発展事業に力を入れていることでしょう。