(VOVWORLD) -ホーチミン共産青年同盟中央委員会は、今年6月1日から8月31日にかけて、夏の青年ボランティア運動を行っています。
今年のテーマは「若者は、新農村と文明的な都市作りに向かう」です。この運動は、僻地や、国境地帯、山間部における経済社会発展、社会福祉、国防安全保障などに対する青年の正義感と自発的な精神を活用することを目的しています。
夏の青年ボランティア運動は、全国各地の農村部において、550本の橋や、およそ600キロメートルの道路、革命功労者向けの300軒のチャリティハウス、青少年向けの約1000箇所の娯楽施設の改修、または新築を行う他、農村部に住む6万人の青年に科学技術移転方法を訓練するという目標を掲げています。ホーチミン共産青年同盟中央委員会のレー・コック・フォン第一書記は次のように語っています。
(テープ)
「青年ボランティア運動に参加すると、社会貢献の精神が根付きます。そうすることで、ボランティア運動が期待通りの成果がついてきます。」
今年の運動のテーマに応えて、中部トアテェンフエ省のホーチミン共産青年同盟は、10軒から12軒のチャリティハウスを建設し、500人の子どもに水泳を無料で教える他、ホンティエン村にある少年向けの娯楽施設に至るまでの道路の改修、現地住民に診療治療や薬提供を無料で行うことになっています。トアテェンフエ省のホーチミン共産青年同盟のチャン・ザ・コン書記の話です。
(テープ)
「今年夏のボランティア運動に参加する青年たちは、特別貧困な村や川沿いの村など、合わせて48の村で集中的に行うとしています。」
他方、中部高原地帯テイグェン地方ダクラク省における青年ボランティア活動は、新農村づくり、文明的都市づくり、社会福祉、革命功労者向けのチャリティハウスの建設、診療治療、薬提供、子供への性的虐待防止の宣伝などを集中的に実現しています。青年ボランティアの一人の話です。
(テープ)
「この青年ボランティア活動は青年達が自分の力を貧困者の支援に活用できるために、有意義なものです。夏には7月27日は傷病軍人戦没者の日があることから、私たちは革命功労者の恩を偲ぶ諸活動に参加しなければなりません。」
同じく、南部カントー市の青年ボランティア活動に参加する青年たちは診療治療、薬提供、環境衛生、農村部のインフラ整備、子供への勉強練習などに集中しています。青年の一人の話です。
(テープ)
「青年ボランティア運動に参加するのは今年が3度目です。新農村づくり、道路建設、戦没者の墓地の参拝などに積極的に参加しています。自分の力で、役に立ちたいのですね。」
夏の青年ボランティア運動は、青年達の力や知恵、創造性を活かすだけでなく、これらの活動を通して、青年たちは故郷の建設事業に対する責任を示したいのです。