ホーチミン市のテト

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ライトアップで飾られる町の夜

この数日、南部ホーチミン市の市民は全国の人民とともに、2013年の旧正月テトを楽しんでいます。

昨年、ホーチミン市は著しく成果を収めてきました。特筆すべきことはホーチミン市のGDPの伸び率は9,2%増となり、全国平均の伸び率と比べると1,83倍でした。また、一連のインフラ建設工事が完成し、同市の変貌に寄与しています。中でも、サイゴン川両岸を結ぶ川底トゥーティエムトンネルは都市の経済発展に広い空間をもたらしています。また、数多くの高層ビルや現代的な橋、道路が完成しています。

この数日間、ホーチミン市の全てが色取り取りの上着で覆われているかのようです。中心地にあるベン・タン市場、ドク・バ教会周辺のグンエン・ズー通り、みやげ店が並ぶドン・コイ通り、グェン・フェ通りなどでは花や巳年のシンボルが美しく飾られています。多くの大踊りは黄色い梅の花が沢山並べられ、各通りの空間は際立っています。しかし最も目立つ存在は、グェン・フェ通りの花祭りの雰囲気です。通り全体が、数多くの種の異なる花の色で華やかになっています。

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グェン・フェ通りの花祭りの雰囲気

花祭りの際に、芸術公演や獅子舞が行われ、参加者を興奮させています。レ・バン・シ通りに住むフィン・ティ・タムさんは次のような感想を明らかにしています。

(テープ)

「誰もが楽しい気持ちで春を迎えました。新年に当たり、全ての人々の幸福と活躍をお祈り、今年も素晴らしい年であるよう期待しております。」

一方、アン・カイン郡に住むド・バン・カイさんも同じ様な感想を持っています。

(テープ)

「新年に入り、ベトナム経済が改善されるよう期待しています。ベトナム経済は昨年では色々な困難にありましたが、今年は昨年より有利な点に恵まれることを望んでいます。市民には楽しくて幸せな一年になりますようお祈りします。」

今年の大晦日の夜に、多くの市民がホーチミン市第1区にある超高層ビルであるビテクスコ・フィナンシャルタワー(Bitexco Financial Tower)で花火見物に来ました。

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ビテクスコ・フィナンシャルタワー(Bitexco Financial Tower)

このビルは、高さ265.5メートルの地上68階で2010年10月31日に完成しました。暗い夜に高いところから見ると、ライトアップされた道路や橋はとても華やかにしています。タワーのサービススタッフであるド・コク・レさんは、大晦日の花火を楽しむ雰囲気について次のように明らかにしました。

(テープ)

「大晦日夜10時から約2時半の間に、ここでは新年を迎えるイベントが行われました。イベントへの参加者らは、ティーパーティ、音楽公演、獅子舞などを楽しみながら、お年玉をもらえます。午前零時になると、皆は花火を見ながら、記念写真を撮り合いました。」

ホーチミン市の市民と共に、新年を迎え、2013年が素晴らしい年であるようお祈りしましょう。

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